カップルが妊娠しようとして避妊をせず定期的にチャンスがあれば、1年に90%が妊娠するといわれています。逆に、1年間たっても妊娠しない場合を不妊症と呼びます。
不妊症には、様々な要因が隠れています。排卵がうまくいかない場合。排卵があっても排卵後のホルモンが少ない場合。卵管の異常があって、受精までたどり着けない場合。排卵して受精までするけれど着床しない場合。着床するが、流産してしまう場合。精子に異常があって受精できない場合。などなど、無限の異常が隠れていると言っても過言ではありません。
検査でわかるのはこういった異常のほんの一部です。したがって、不妊治療は検査ですべて解決できるわけではなく、治療の効果を参考に個人個人に合わせたオーダーメイドの治療を行わなければいけません。
当院では初期の不妊検査や治療を行うことが可能です。6か月治療を行って妊娠しなければ、専門病院で本格的な治療が必要です。人工授精も行っております。人工授精についても、6か月間治療を行って妊娠しない場合は、専門病院での治療が必要となります。
保険適応治療
- 不妊初期検査(妊娠の妨げになるような体調異常がないかどうか)
肝・腎機能、血糖値、性感染症、ホルモン検査 - クロミフェン(内服排卵誘発剤)
排卵がうまくいかない場合に投与します。 - HCG(筋肉注射による排卵誘発剤)
脳から出る黄体化ホルモンと同じホルモンで、排卵を促します。 - HMG(排卵準備を促す注射剤)
脳から出る卵胞刺激ホルモンと同じホルモンで、排卵の準備を促します。 - 漢方薬(排卵を促す漢方)
排卵を促したり妊娠率を高めるといわれている漢方を補助的に使います。 - 精液検査(精液の受精のしやすさを確認)
精子の数、運動率、PH、奇形率などを調べます。 - タイミング法(薬を使わない排卵検査)
排卵前に超音波で排卵時期を確認します。 - AIH(人工授精)
元気な精子を回収して子宮内に注入します。
自費診療
- 卵管検査
当院では超音波による簡易的な卵管の検査を行います。 27,500円
35才以上の不妊治療について
35才以上の方は、妊娠率が非常に下がります。また、年齢が上がれば上がるほど妊娠しにくくなるため、当院で6か月治療して妊娠しなかった場合は専門病院にご紹介となります。