ドクター紹介

ご挨拶

昨今、女性の人生も多様化し、結婚しない、妊娠しないという選択をする女性が増えてきました。
以前は、結婚や妊娠を機に婦人科にかかる女性が多かったのですが、結婚や妊娠をされない女性は、婦人科受診をする機会が少なくなってしまいます。
当院でも30代40代になって初めて婦人科受診をされた方が、重症な子宮筋腫や卵巣嚢腫、場合によって子宮がんや卵巣がんなどにかかっている症例を経験しています。
子宮や卵巣は女性特有の臓器で、婦人科で検査する必要があります。
子宮がんや卵巣がんなどは、早期発見ができれば、早期から治療を行うことができます。
この機会にぜひ、婦人科のかかりつけ医を持って、子宮がん検診などの定期検診をしておきましょう。
婦人科は、恥ずかしいとか検診にお金がかかりそうだとかという理由で婦人科を避ける方も少なくありませんが、子宮や卵巣も貴女の体の一部です。
健康を保つためには、子宮や卵巣にも気を配らなくてはいけません。
また、値段がわからないという不安があるかもしれませんが、横浜市の子宮頸がん検診は1360円(税込)の自己負担ですみます。
まず、横浜市の子宮頸がん検診をきっかけに婦人科受診してみてはいかがでしょうか?
手続きは簡単です。受付で用紙に必要事項を書き込むだけで受けることができます。
こういった機会に、ぜひ、婦人科受診をして、そして、婦人科のかかりつけ医を作ることをお勧めします。
婦人科医は、女性特有の問題を相談できる専門医です。
ぜひ、婦人科のかかりつけ医を作って気になることを相談してみてください。
案外、悩んでいたことが、思ったよりも簡単にスッキリと解決するかもしれません。

レディースクリニック市ヶ尾 院長 高橋 誠治(たかはし せいじ)

Profile

1988年 聖マリアンナ医科大学医学部 卒業
川崎市立病院産婦人科で研修
成人型T細胞白血病の母児感染に関する研究で医学博士を取得
東横病院・横浜市西部病院医長として勤務
1996年~ 地方の産婦人科医院で医長や副院長として勤務
多摩センターレディースクリニック院長就任
2001年~ レディースクリニック市ヶ尾 開院
日本専門医機構認定産婦人科専門医・医学博士・母体保護法指定医

院長の決意

当院に興味を持っていただきましてありがとうございます。

また、わざわざ当院まで足を運んでいただいて受診していただいた方、誠にありがとうございました。

もしかすると、当院に受診されたけれども、私に色々と言われて不愉快な思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。本当に、申し訳ありませんでした。

私の本当の姿は、いつも酒をのんで馬鹿なことばっかり言っている単なるオヤジです。ダジャレがすきで、下ネタばっかり言って女性に警戒されてしまうような、そんなどこにでもいるおっさんなのです。本当なら、馬鹿なこと言って笑っていられればそれが一番幸せなのです。

職員にそっと聞いていただければ、オフのときの院長の醜態をそぉっと話してくれるに違いありません。仕事をしていないときは、家族を大切にし、趣味を楽しみ、休日にはお料理男子になって料理を作り、時にはキャンプを楽しんだりギターを弾いたりという趣味人なのです。

しかし、仕事は一線を画して行っているつもりです。仕事は趣味とは違います。ましてや、医者という仕事は、人間の身体という自然の創造物を相手にした真剣勝負なのです。いつも思っていることは、あなたの身体はあなたが思っていることとは違う。と、いうことです。いくらあなたが病気にかかりたくなくても、体は病気にかかってしまいます。これは、身体の自然な出来事で、いくら人間がそうでない方が良いと思っていても避けることはできないのです。

医者として、人の病気と対峙するとき、それは、あなたの心と対峙するわけではありません。自然の創造物であるあなたの身体と対峙しているのです。ですから、時にはあなたにとって厳しいことを言わなくてはならないこともあります。

確かに、医者は病気ではなく人を診るものだと言って、都合の良い言葉ばかりを並べる医者もいます。病気の中には心の不調から身体に異常を起こす病気もあるのは事実です。しかし、そういった病気ばかりではありません。本当に身体に対して、ご自身の気持ちとは反して起こるような病気がたくさんあるのです。そういった病気になった時、その病気に対峙するためには、口先ばかりの優しい言葉では治療はできないのです。

医者は、もう治療の術が無くなった時に、患者さんに共感し病気が治らないことを一緒に悲しむという最後の手段に出ます。しかし、逆に治療の手段があるとすれば、それが多少患者さんの身体に負担となったとしても、治療を勧めなければいけないのだと思います。

そういった考えで、私は日々の治療を行っています。開業医というのは簡単に言えば個人事業主です。ですから、本来は経営を考えて、とりあえずはお金を取れる仕事をしなければいけないのです。しかし、私はそういった医療を潔しとはしません。なぜなら、私は産婦人科医として三代目になるのですが、私の祖父が「医者が金に触るな。医者が金に触れば、儲けを考えた汚い医療をすることになる。」と、教えてくれたからです。ですから、私は、儲けを考えるよりも、正しい医療は何か、この患者さんが最後に良かったと思える医療は何かを考えて医療を行っています。

初めに申しましたように、病気というのは人間の気持ちとは別に、自然に起こるものです。ですから、それを扱う医療も、患者さんの意思とは大きくかけ離れた辛いものになるかもしれません。その事を正直に伝えるのが医師としての自分の責務だと思っております。

そのために、もしかすると、厳しい言葉を投げかけているかもしれません。いや、ご自分でそういったことに気がついていただくために、あえて厳しい言葉を投げかけることさえあります。そうでなくても、ほかの病院で聞かれたことより、かなり厳しい事実を突き付けられる事もあると思います。

医師として真摯に考えますと、今の医療は発展途上です。ようやく、メジャーな病気に対する治療法が見つかりつつある。といったところでです。そんな医療を行っている医師が患者さんに笑いながら「俺に任せておけ!」などと言える状況ではないのです。今の医療は、中途半端に合併症や副作用がある医療を患者さんに選んでいただかなくてはならないというのが事実です。そうだからこそ、インフォームドコンセント「説明と同意」といったことが重視されるのです。それを知っているからこそ、患者さんに安易に安心させるような言葉をかけないということが私の医師としての責務だと考えております。

昔の中国の思想家、老子の言葉で「信言不美 美言不信」と言う言葉があります。本当の言葉は耳に優しい言葉ではない。耳に優しい言葉は本当の言葉ではない。といったほどの意味です。私は、この言葉を座右の銘として、常に医師として本当の言葉を語っていきたいと考えます。

もし、私の言葉が厳しく聞こえたなら、申し訳ありませんでした。しかし、私の言葉にはこういった医師としての責務を込めて話しているつもりです。もし、お気に触るようでしたら、近隣の他医をご紹介しますので、ご遠慮なくお申し付けください。私は、決して、お金を儲けるために医療をしている気持ちはありませんので、他院を受診したいという方は、決して遠慮せずにおっしゃっていただきたいと切に願うばかりです。

医者と患者さんというのは人と人との付き合いですから、馬が合う合わないということもありますので、馬が合わないということであれば、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。かえって、嫌だ嫌だと思いながら受診することによって齟齬が生じて、最終的に誤診が起こるようなことがあれば、貴女にも私にも不幸なことであると思います。

もし、私に話しにくければ、看護師や事務に申し付けていただければ構いません。一番不幸なことは、嫌だと思っている医者にかかって、間違った医療を受け続けてしまうことだと思います。受診後にお電話で事務の者に申し付けていただいても構いません。必要なら紹介状をお書きしますし、院長に会わなくても、受け付けて直接お渡しすることが可能です。
ぜひ、ご遠慮なくお申し付けください。

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