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ご自身が、いくら医者から話を聞いていても、それは、専門用語を一般用語に翻訳してわかりやすく話しているに過ぎません。また、薬の量なども何錠という単位ではなく、何㎎という情報が必要なこともあります。薬についても、現在は医療費削減の一環としてジェネリック医薬品の使用が推し進められていますので、正確な名前がわからないと、成分がわからないことがあります。つまり、ご自身がいくら説明されても、前医の診断・治療の大筋がわかるだけで、詳細なことはわからないことが多いのです。したがって、ご自身でよく理解されているつもりでも、必ず紹介状を書いてもらってください。
基本的に、無診療で処方をすることは禁止されています。したがって、以前と同じ処方をする場合でも、必ず、簡単な診察や検査が必要となります。ましてや、今まで処方だけ受けていたとなると、副作用などの見落としがあるかもしれません。転院の機会に、必ず、必要な検査や診察を受けてから、処方を受けるようにしてください。
こういった場合、前医の判断に従って処方や注射をしますので、必ず、どの薬がどれだけ必要なのかを詳細に書いてもらってください。
前医からの詳細な診断書があれば、そのデータを基に治療を継続できます。しかし、十分なデータがそろっていない場合や、治療によって変化している可能性がある場合、データが古いため変化している可能性がある場合などは、検査や診察を追加する必要があります。
お気持ちはわかりますが、そのために、いろいろなご自身の情報を無駄にしてしまうのは大変もったいないことだと思います。中には、転院しようと思って話してみたら、意外にも、とてもよく説明してくれた。いつも忙しそうなので質問をしなかったが、医者のほうも質問されないので理解していると思って、説明していなかっただけだった。などという例もあります。この機会に、ご自分の診断・治療がどのようなものであったかをもう一度聞き直してみることも必要ではないでしょうか?